本学校友の「なでしこジャパン」佐々木則夫監督に明治大学特別功労賞を贈呈
納谷学長から佐々木監督に証書を贈呈 |
これは、佐々木監督が明るい人柄と的確な選手起用でチームをまとめあげ、日本サッカー史に燦然と輝く快挙を成し遂げた実績と手腕を顕彰するものです。同賞の受賞者は29人目となります。
駿河台キャンパスリバティタワー23階の岸本辰雄記念ホールで行なわれた式典で、納谷廣美学長から証書とメダルの授与を受けると、佐々木氏は感謝の思いとともに、「大学時代から30年経ってようやくサッカーで明治大学の皆さんに喜んでいただくことができました。これを機に明治大学の誇りと伝統を胸に、ますます邁進することを誓います」と語るとともに、来年2012年ロンドン五輪でのメダル獲得の抱負を述べました。
感謝の思いと抱負を語る佐々木監督 |
佐々木監督は、1981年に明治大学文学部文学科英米文学専攻を卒業後、日本電信電話公社に入社。NTT関東サッカー部(現:Jリーグ1部大宮アルディージャ)で選手として活躍。33歳で現役引退後は、同部の監督や大宮アルディージャのユース監督などを歴任し、指導者としての経験を積み上げました。
2006年になでしこジャパンコーチ、2008年に同監督に就任し、同年の北京五輪ではチームを世界大会初のベスト4に導き、このたびのワールドカップ制覇への足がかりを築きました。
【明治大学特別功労賞について】
明治大学の学生、教職員、校友(OB・OG)らの中で、学術・文化・スポーツなどの分野において顕著な功績を挙げ、明治大学の教育・研究の振興・発展に寄与したと認められる個人や団体に対し贈られるものです。
過去の受賞者には、吉田秀彦氏(柔道)、阿久悠氏(作詞家・作家)、星野仙一氏(プロ野球選手・監督)、北野武氏(映画監督・俳優・タレント)、唐十郎氏(俳優・作家・演出家)、宇崎竜童氏(歌手・作曲家・俳優)、阿木燿子氏(作詞家・作家・女優)らがいます。
http://www.meiji.ac.jp/koho/news/2011/6t5h7p0000007g8m.html ←クリック